笑う門には福来る

松竹堅其心　氷霜瑩其志 松竹（しょうちく）は其（そ）の心（こころ）を堅（かた）くし　氷霜（ひょうそう）は其（そ）の志（こころざし）を瑩（みが）く 松や竹が常に緑の色を保つように心を堅固にし、氷や霜が清らかに輝くように志操を清らかにする。 『性霊集』

右 寒さの中にも春のけはいを感じます　その後お母様の調子は如何でしょうか　ご自愛御祈り申上げます 左 寒い日がつづきます　如何おすごしですか　日頃お世話になっております　利江が大学に合格致しました　いろいろ有難うございました　　　右お知らせまで

ご無沙汰ばかりおゆるし下さいませ あなた様にはお元気の御様子にて何よりと存じ上げます 今度はご案内並びにうれしいお便りをありがとうございました その内お逢いするのを楽しみにしております コロナもまだまだつづきますがどうぞご自愛御祈り申し上げます いずれお目もじの折に 二月吉日

もえぎたつ若葉となりて雲のごと散りのこりたる山桜ばな

立春も間近く寒さの中にも春光にきらめきか増してきました 御手紙ありがとうございました ささやかな品おとどけ申し上げます御笑留下さいませ幸せに幸せに存じます

我が門へ来そうにしたりくばり餅

世の中は夢かうつつかうつつとも夢とも知らずありてなければ

ますらをは　御狩(みかり)に立たし　娘子(をとめ)らは赤裳(あかも)　裾(すそ)引く　清き浜びを

山の手は初霜おくとききしより十日を経たり今朝の朝霜

ますらをは　御狩(みかり)に立たし　娘子(をとめ)らは赤裳(あかも)　裾(すそ)引く　清き浜びを 巻6－1001　山部赤人 ますらを達は御狩の場に踏み立たれ、娘子たちは赤い裳裾を引きながらこの清らかな浜辺を往き来しています。なんと優雅な光景であることよ。...

十日戎も終わりました。 山口青邨のの句 福笹をかつげばかたに小判かな

我が庵はみやこのたつみしかぞ住む世を宇治山と人は言ふなり